「リフレクソロジー」とは?
リフレクソロジー(Reflexology)は、「反射」の意味をもつ「リフレックス(reflex)」と、「学問」の意味をもつ「ロジー(logy)」という単語を組み合わせてできた言葉です。日本では「反射学」や「反射療法」ともいわれています。
リフレクソロジーでは、足の裏に人の体の全ての状態が投影されていると考えられています。それぞれが投影されている部分を「反射区」とよびます。反射区は、内臓などにつながる末梢神経が集まっている部分です。そのため、反射区を刺激すると臓器や器官に間接的に働きかけをおこなうことができます。それにより、体の不調を改善したり健康を増進したりする効果が期待できます。リフレクソロジーでは、足裏を刺激することで全身のリラクゼーションを促すことに重きを置いています。
フレクソロジーの効果
リフレクソロジーには、具体的にどのような効果があるのでしょうか。1つ1つ例をあげてみていきましょう。
全身の機能の活発化
リフレクソロジーによって足の裏を刺激すると、全身の機能が活発になります。体の機能の働きが促進されれば、健康を促すだけでなく美容の効果も得ることができるでしょう。リフレクソロジーをおこなえば、足の裏だけで体の機能を効率よく働かせることが可能です。
自然治癒能力を最大限に引き出す
リフレクソロジーは、人がもともともっている自然治癒力を最大限に引き出す効果ももっています。自然治癒力とは、体自身が病気を予防したり体の健康を守ったりできる力のことです。もともと体にそなわっているそういった力を最大限に引き出せれば、病気などに脅かされる危険性を減らすこともできます。
血液やリンパの流れを促進する
足は「第二の心臓」ともよばれており、刺激を与えると血液を心臓にスムーズに戻す効果を発揮します。リフレクソロジーをおこなうと、血液やリンパの流れが促進されるので新陳代謝が活発になります。そのため、全身の老廃物がしっかりと排泄されるようになっていきます。老廃物としては、代謝の過程で出る尿酸や尿素、乳酸などがあります。これらは体に不必要なものなので、体の中に停滞して残ってしまうとよくありません。しかし、リフレクソロジーによってしっかりと体外へ排出する手助けができれば、体調の改善につながります。