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リフレクソロジーの自宅ケアの方法とは?

リフレクソロジーとは、足の裏などにある反射区を手で刺激することにより、体を健康にする方法のことです。リフレクソロジーをおこなうと、効果的に健康な身体作りを目指すことができます。反射区を刺激すれば、内臓の不調や肩こりなど、なかなか改善しにくい問題に間接的に働きかけることが可能です。リラックス効果もあるので、日々の疲れを癒すにはもってこいだといえるでしょう。

リフレクソロジーは、具体的にはどのようにしておこなえばよいのでしょうか。今回は、基本的なやり方や注意点について、ポイントをあげて紹介します。

リフレクソロジーの基本
リフレクソロジーの基本的なやり方と注意点

リフレクソロジーは具体的にどういったやり方をするのでしょうか。まずは基本的な事項についておさえておきましょう。

独特の指使い「キャタピラーウォーク」
リフレクソロジーは手の指を使ってマッサージをおこなっていきます。その指使いはとても独特なので、「キャタピラーウォーク」という呼び名がついています。実際に使う指は、親指の第一関節から指先までのあたりが基本です。キャタピラーウォークは簡単そうにみえますが、実は意外と難しいので本格的におこなうためには練習が必要だといわれています。

リフレクソロジー初心者なら、「押す」と「すべらせる」という動作を覚えておけば問題ないでしょう。いずれも親指を使用します。「押す」動作では親指の先ではなく、指先と第一関節の間を使って押すようにすると、強い力を入れなくてもちょうどよい力加減で刺激を伝えられます。また、「すべらせる」動作では、「押す」状態の指を同じ強さのまますべらせていくようにしましょう。この2つの動作を覚えておけば、十分しっかりとリフレクソロジーをおこなえます。

痛みを感じないくらいの心地よい刺激でおこなう
リフレクソロジーでは痛みを感じない程度の心地よい刺激がベストです。痛ければ痛いほど効果があるというわけではありません。そのため、無理に強く押してはいけません。そのためにも、先ほど紹介した指の使い方を意識し、力が入りすぎないように注意してください。心地よい刺激となるように調整しながら優しくマッサージしていきましょう。もしも痛みを感じたら、それは力を入れ過ぎているサインということになります。

クリームなどで滑りをよくしておこなう
リフレクソロジーをおこなうときは必ずクリームなどをつけて滑りをよくした状態にしましょう。滑りが悪いとリフレクソロジーがしづらいだけでなく、肌を傷める原因にもなります。リフレクソロジーのあとに拭き取ることを前提に少し多めにクリームをつけることをおすすめします。リフレクソロジーをしていると肌にのせたクリームが肌に浸透して馴染んでいくので、少し多めにつけても足りなくなる場合もあります。クリームが足りなくなったら追加しつつ、しっかりと刺激していきましょう。

リフレクソロジーのやり方
リフレクソロジーをおこなうには、どのようにすればよいのでしょうか。リフレクソロジーのスタンダードな方法である、足の裏のマッサージのしかたについて紹介します。基本的な流れを説明するので、ぜひ試してみましょう。

椅子に座ってあぐらをかくように片足をあげる
自分の足の裏のリフレクソロジーをおこなうときは、椅子に座って片足を持ち上げ、反対の脚の上に乗せるようにしましょう。そうすると足の裏が見やすくなります。手の親指を当てやすい角度に調整して、程よい力が入る状態にセットしましょう。

最初は老廃物の出口となる土踏まずからかかとを中心に
リフレクソロジーでは、必ず最初に、老廃物の出口となる土踏まずからかかとにかけての部分を中心に刺激していきましょう。そうすることで、リフレクソロジーを進めて体内の循環がよくなってからも、スムーズに老廃物を流すことができるようになります。具体的には、土踏まずからかかとを中心にマッサージしていき、腎臓、尿道、膀胱の反射区をほぐしていきます。老廃物の出口の働きをしっかりと促すことは、リフレクソロジーにおいて非常に重要です。そのため、時間をかけて徹底的にほぐしてください。

点ではなく面でとらえることがポイント
リフレクソロジーで刺激するのは、ツボではなく反射区です。そのため、1点を集中的に刺激するのではなく、1つの範囲を優しくまんべんなく刺激するようなイメージをもちましょう。そうすると、反射区を効果的に刺激することにつながります。点を意識してしまうと、力が入り過ぎてしまう恐れがあるので注意してください。親指の腹を使ってほどよい刺激を与えながら、マッサージしていきます。

やわらかくなってきたらOK
リフレクソロジーでは、反射区をゆっくりほぐすことで健康を促していきます。そのため、足の裏が全体的にやわらかくなってきたのを感じたらOKです。全身が軽くなり、ポカポカしているのを感じられるでしょう。もしも、全体をもんだあとで、やわらかい場所とかたい場所がある場合は、かたい場所をほぐすように集中的にマッサージしましょう。かたいからといって力を入れ過ぎず、ゆっくり時間をかけてほぐすようにするのがポイントです。

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